奨学金について
人を育み、未来へつなぐ。
奨学金の概要
将来の科学技術を担う優秀な人材を育成し学術の振興をはかるため、長野県内の高校を卒業し4年制大学理工系学部へ進学した学生を対象に、修学を援助します。毎年20~30名を奨学生として選考し、返済義務のない奨学金を4年間給付、さらに大学院へ進学する学生には 修士課程2年間の奨学金給付を実施しています。
奨学金事業のあゆみ
理工学系大学生への奨学金
1989年に公益信託「フォレストヒルズ奨学基金」を設立し、技術立国日本を支える技術者育成の支援および地域社会への貢献を目的に、4年制大学の理工学系学部に進学した上田市・坂城町出身の学生を対象に奨学金の給付を始めました。奨学金による理工学系学生への修学支援事業を拡大するため、2005年に財団法人 HIOKI 奨学・緑化基金を設立し、現在は公益財団法人 HIOKI奨学・緑化基金が、この事業を運営しています。
これからの日本をけん引する若い技術者の育成を支援するとともに、地方都市の成長発展への契機となることを願っています。
1989年 |
・公益信託フォレストヒルズ奨学基金 設立 ・上田市・坂城町出身の4年制大学理工系学部に進学する学生を対象に奨 学生を募集 ・毎月4万円の奨学金を給付、募集人数は8名/年 |
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2005年 |
・財団法人HIOKI奨学緑化基金を設立 ・募集地域を長野県東北信地域に拡大 ・募集人員を15名/年に増員 |
2010年 | ・公益法人の制度改革に伴い、公益財団法人 HIOKI 奨学・緑化基金に移行 |
2016年 |
・募集地域を長野県内の全域に拡大 ・募集人員を 20~30 名/年に増員 |
2017年 | ・奨学金給付対象を大学院進学者(修士課程)へ拡大(HIOKI 奨学・緑化基金奨学生で大学院に進学した学生が対象) |
2018 年 | ・奨学金給付額を月額4万円から5万円に増額 |
2019 年 | ・2019年度奨学生から奨学金給付額を月額5万円から8万円に増額 |
※当基金の奨学金は給付型奨学金です。大学卒業後、大学院修了後の返済義務や拘束条件はありません。
近年の採用者数
- 2023年度
- 30名
- 2022年度
- 29名
- 2021年度
- 26名
- 2020年度
- 28名
- 2019年度
- 30名
大学奨学生
- 2023年度
- 17名
- 2022年度
- 17名
- 2021年度
- 13名
- 2020年度
- 11名
- 2019年度
- 10名